【借金問題ls】No80_借金(体験談②-3).txt
タイトル
借金体験談② 借金との生活、対処法
本文
【持家の売却】と言う、最悪の事態に陥ったTさん夫婦。
50代を過ぎ、初めてのアパート生活。
そして多額の借金も抱えたまま、夫婦二人で頑張る事に。
では、持家を追い出されてしまったTさん夫婦、その後は?
●持家(作業場)の売却
持家と作業場が同じ土地にあったTさんご夫婦。
土地を売買する専門家や、税理士が入り、資産を債権者に分配。
定年間近の年齢になっていたTさん、今から再就職は不可能だった為、
引っ越し資金や新生活の資金の他に、事業を立て直しの為の資金等、
生活に必要だと思われる一部の資金は手元に残してもらえたそうです。
●債務整理は一切しない
持家を売却するも、支払は残ってしまったそうですが、原則として、
税金は【免責】が降りない為、自己破産をせずに残った借金は分割で払う事に。
それと同時に、買掛金で仕入れた材料費の支払いや、事業関係で必要な支払も、
『取引に支障が出ては困る』との思いから、債務整理はせずに払う事に決めたそうです。
●経理の担当を変更
この一件で、経理を配偶者に任せてはいけないと気付いたTさん。
経理に関して全くの無知でしたが、税理士を雇う余裕も無かったそうで、
仕事の付合いがある、経理が出来る知人に相談をしながら、経理もTさんが行う事に。
残った借金の支払や税金は、支払期日までに払う様に心がけたそうです。
●私生活の変更
流石に持家の売却を受け、少しは配偶者も反省したのか、私生活を見直す事に。
タバコは止め、お金の掛かる交友関係も程々に。
そして、経理をする事も無くなり、更に余裕た出来たので、家庭菜園を開始。
外食も控え、買い物も近所のスーパーに変更、晩酌も少し減らしたそうです。
●お金を使わない工夫
自宅でする事が何もなくなってしまった配偶者。
お金を使わない様、新生活の資金でゲーム機を購入。
外出は必要最小限にし、家事以外の時間は家庭菜園とゲームで暇つぶし。
●貯金を開始
少しずつ収支のリズムを掴んで来たTさん。
余ったお金は、歳を考え、繰り上げ返済はせず、何かあった時の為にと、
少しずつ貯金をする事にしたそうです。