【借金問題ls】No81_借金(問題点・改善策、自営業②-1).txt
タイトル
借金体験談② 問題点と改善策 <自営業主の場合1>
本文
今回のTさん夫婦のケース。
一見、「こんなに酷いケースはないのでは?」と思われるかもしれませんが、
借金をしている人の多くが当てはまる、身近な事柄です。
・借金を軽視している
・家計の管理が出来ていない
・税金を滞納している
・公共料金の支払いが遅れがち
・生活スタイルを変えられない
ギャンブルをしないのに、多額の借金が出来てしまう方の大半は、Tさんのケースに似ています。
しかし、生活苦になってしまうのか、未然に借金を防ぎ明るい生活を送る事が出来るかは、
借入をした後の行動や考え方次第で全く異なる結末になります。
今回は、間違った行動だけでなく、問題点や改善策も確認していきましょう。
まず、自営業をされている方に確認して頂きたい事柄から、ご紹介致します。
●開業資金は用意すべき
当たり前ですが、開業資金が無いのにもかかわらず「独立」を考えるのは危険です。
Tさんご夫婦は軌道に乗っていたので、職を失わずに、自営業の収入で返済をしています。
しかし、脱サラした場合や手に職がい場合、万が一、事業に失敗し廃業なんて事になったら?
借金を背負いながら職探しをする事になってしまいますし、自営業主は失業手当も無いので、
職探しに時間を掛けれないだけでなく、精神的にも追い詰められてしまいます。
結果、給与だけしか考えず、間違った職選びをしてしまう方が多いそうです。
●開業後の事も考える
開業資金を貯めるのは当然ですが、その先の事もシッカリ考える必要があります。
例えば、今回のTさんの様に、必ず材料が必要な職種であれば、【材料費】の確保。
リラクゼーション施設等、開業後に追加購入する物が無い場合でも、集客の為の【広告宣伝費】。
その他、一人で運営が厳しい場合は【人件費】も必要となり、意外と経費も掛かります。
「開業」する事だけが目標になっている場合は、大変危険です。
直ぐに売上が立ち、利益が出る保証はありません。
必ず、開業した後の行動も考え、事業を軌道に乗せる為の方法や、それまでに掛かる費用、
毎月の生活費、全て合わせて、幾ら位の資金があればやっていけるのか、開業前に算出しましょう。