【借金問題ｌｓ】No106_借金（虐待の背景③）.txt
タイトル
虐待と借金の関連性とは？
本文
前記事では、頼れる実家が少ない現状、経済負担が増えると伝えましたが、
実際には、どれくらい負担が掛かるのでしょうか？
そして、実家に頼れない事が、虐待にどれくらい影響するのか調べました。
●子どもには、思いがけない出費が付き物
以前、子育て世代の借金の現状を紹介致しましたが、子ども一人、大学卒業まで約1000万かかります。
これは生活費は一切含まれていない状態での数字です。
育ち盛りの子ども、洋服も靴も、まだまだ使えるのにサイズが合わない事、ありませんか？
急な外食で渋々お子様ランチを頼もうとしたら、それでは足りないと大人のメニューを注文する。
小さな出費も、家計簿を見ると、意外と大きな出費になっています。
そして、入園や入学。ご実家に頼れる場合、あまり出費がないと聞きます。
私達の場合は、夫婦ともに実家に頼れない状態だった為、自分達で何とかしましたが、
10万円近く出費しました。
それでも、ランドセルはネットで型落ちの安い新品を探しましたが、A4のクリアファイルが入る
既定の大きさの物、学校が指定する校帽、筆記用具、運動用具etc…公立でも、かなり掛かりました。
●経済的にも心にも余裕がない
働きたくても、子どもの預け先がなく働けないママも沢山います。
そして、社会との接点がなく、ストレスを溜め込んでしまうケースが多いです。
一時預かりを利用して、趣味に時間をさければ良いのでしょうが、経済的に無理な場合が殆ど。
逆に、フルに働いている共働きの場合、時間に追われストレスを溜め込みがちです。
以前の私達は、朝9時に家を出て、帰宅は22時過ぎでした。
子どもを預ける場所が無く、子どもを連れて夫婦で仕事をしていたので、
基本、帰宅前に子どもの喜ぶファミレスで夕食を済ませ、22時頃に帰宅。
帰りの車内で寝てしまう事が殆どな為、朝7時に起き、一緒にシャワーを浴び、自宅を出ます。
結局、子どもが体調を崩し、職の見直しが必要となりました。
日々の生活に追われ、周りを見る余裕がない。相談出来る相手もいない。
これは、かなりのストレスになり、イライラし易くなってしまいます。
それでも、私の場合は夫と常に一緒に行動していたので、まだ楽な方だと思います。
