自己破産をする前の行うべき３つの事 自己破産と心構えについて（破産をする前に）
自己破産は、債務整理の中で、唯一、今後の支払が免れる方法です。
その為、何故、自己破産をしなければならない状況に陥ったのかと言う、
根本の原因を見直さず、「楽になって良かった」と終わらせてしまう人が殆ど。
時間が経つと、自己破産になった時の苦しみを忘れてしまい、
また借入をして、支払に困ってしまうと言うケースも多くあります。
では、同じ状況にならない為にはどうするのが良いのでしょう？
●自己破産に陥った原因を考える
・病気で働けなくなり、借金をしてしまった。
・保証人の肩代わりをし、急に債務が増えてしまった。
・豪遊やギャンブル等、娯楽に使い過ぎてしまった。
他にも色んな理由があると思います。
自己破産の理由は人それぞれ違いますが、共通するのは、収入より支出が多かった事。
そして、身動きが取れなくなるまで、法の専門家に相談せず、対処が出来なくなってしまった事。
・何故、支出が多くなってしまったのか？
・支出を減らす事は出来なかったのか？
・返済に困る前に、回避できる方法はなかったのか？
自分の行動を今一度シッカリ振り返り、自己破産を防ぐ事が本当に不可能だったのか、
もっと早めに計画を立てて行動をすれば、回避出来たのではないのか、良く考えて下さい。
●支出を見直す
破産をする前に、本当に破産をしなければならない状況なのかを考えて下さい。
それにはまず、家計の状況を見直し、無駄を少しでも減らそうとする姿勢が大事です。
・趣味にお金を使っていませんか？
・必要以上に高い物を購入していませんか？
・娯楽をしていませんか？
・無駄に通信料を払い過ぎていませんか？
・節約出来る物はありませんか？
これらの支出を減らした場合、月々、いくら残るのかを計算して下さい。
●自己破産は最後の手段
支出が減った場合、自己破産ではなく「任意整理」や「自己再生」と言う、
自身の資産を残したまま、自身に不利益が少ない状況で人生を再スタートする事が出来ます。
破産をする人の多くは、収支の管理がシッカリ出来いなかった為に、支払不能に陥ります。
不慮の負債だったとしても、回避できなかったのは、最終的に自分の責任です。
支払が無くなる自己破産と言う楽な方法に逃げるのではなく、今後、同じ事を繰り返さない為にも、
自己破産は最終手段と思い、他の方法で借金を整理する事が出来ないか、良く考えて下さい。
