【借金問題ls】No112_借金(体験談⑤-2).txt

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タイトル

借金体験談⑤ 借金との生活
本文

都会に上京し、親からの仕送りもあった為、バイト代を考えなしに自由に使い、
最終的にはショッピングカードを利用し、瞬く間に借金が増えてしまったRさん。

親にも相談出来ない中、借金を抱えての新生活がスタートしました。

●就職先での支出

就職するのに必要なスーツや、用意しなければならない物等、借金を抱えていたRさんは、
結局、全てカードの「リボ払い」を利用し、揃えたとの事。

そして、職場の先輩に誘われては、少しお高いレストランでランチをしたり、ディナーをしたり、
1食3000円は当たり前の様に無くなって行ってしまったそうです。

しかしRさんは、『お金を持っていないとは、恥ずかしくて言えなかった』と当時を反省。
職場の人達に身の丈を合わせ様と、かなり無理をしていたとの事でした。

●バーゲンも欠かさず参加

大量の借金を背負ったRさんですが、それでもバーゲンは魅力的だったそうで、
DMが来る度に、バーゲン会場に訪れ買い物をしていたそうです。

バーゲンに慣れていないRさんは「もしハガキを持って行かなければ、次は招待されないかも」と、
勝手な勘違いもあった様で、バーゲンには欠かさず参加、1回に数万円の買い物をしていたそうです。

●取り立てが始まる

借金と共にスタートした社会人生活ですが、2年目には取り立てが始まったそうです。

『支払日前になると、頭痛や吐き気がし、体調不良が続きました。仕事も集中出来ずミスが増え、
基本給も下がってしまい、死にたいと思った事もあります。』と、当時を語ってくれたRさん。

取り立ての電話は、自宅や携帯だけでなく、最終的には職場にも催促の連絡が入る様になったそうで、
会社の人達にバレてしまうのではないか、給料から天引きされてしまうのではないかと不安になったとの事。

●親の他界

今にも地元に夜逃げをしたいと考えたRさんですが、不幸は重なる物で、尊敬していた父親が他界。
母親が一人、遠く離れた地元に残される状況になってしまいました。

幸い、母親は近所の親戚や、同じ県内にいる兄が面倒を見てくる事になったそうですが、
支払に悩まされているRさんは、帰省する為の交通費すら持ち合わせていなかったとの事。

『やっとの思いで父の葬儀に参加する事は出来ましたが、正直、東京には戻りたくありませんでした。』

しかしながら、尊敬していた父の他界、一人で頑張ろうとする母を見て、借金を返し終わるまで、
地元には戻らないと決め、一人、東京の住まいへ戻ったそうです。

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