奨学金を申込む前の5つの心構え

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前記事では奨学金に関するトラブルを中心に書きましたが、
それでも奨学金を申込みたいと考えている方の為に大切なポイントをお伝えします。
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●奨学金を申し込む前に

返済が出来ずに苦労されている方や、破産を余儀なくされるケースが増えています。
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そうなると、ご自身だけの問題では無く、家族や保証人に被害が及びます。
結婚を考えている場合は、配偶者が借金の返済をする場合もあります。

大学進学は自分だけの問題だと思わず、「家族の問題」と考え、ちゃんと相談しましょう。
親御さんからの援助だけで進学が出来ない場合、本当に進学する事がベストなのか、
卒業後に苦しんだり、トラブルになってしまわない様、家族で良く話し合って下さい。

●高校在学中の申し込みがおススメ

予約採用と言う制度があり、在学中の申し込みが可能です。
入試前にどの様な形の奨学金を利用するのか、借入総額の予測が出来ます。
◆タイプ1 【無利息】 一般的に「第一種奨学金」と呼ばれている物です。
◆タイプ2 【利息付】 一般的に「第二種奨学金」と呼ばれている物です。
◆タイプ3 上記タイプ1、タイプ2を併用する事も出来ます。

詳しくは「日本学生支援機構」の専用ページを確認して下さい。

http://www.jasso.go.jp/saiyou/daigaku.html

●返済不要の奨学金もあります

審査基準が通常の奨学金より厳しい他、条件を設けている物もありますが、
制度の利用が出来そうなら、申し込みをしてみるのも良いでしょう。

団体によって内容が違いますので、ご自身に合う物があるか確認して下さい。
www.jasso.go.jp/statistics/syogaku_chosa/documents/chiiki_nashi.pdf

●卒業後に苦しまない為に

返済が月に2万円前後の場合が殆どですが、たった2万円と安心してはいけません。
今はまだ学生なので、家族が負担してくれている物も多いです。

社会人になったら、自分の収入で生活費の殆どを賄う事になります。
一人暮らしをされる場合は、家賃や水道光熱費の支払も忘れてはいけません。

アルバイトで稼いでいるからと安心せず、初来の事をシッカリ考えましょう。

◆大学で何をしたいのかを考える

お金を借りて(若しくはお金を頂いて)いるからこそ、生活が出来るのです。

卒業後に社会人として返済が出来るのか(若しくは社会貢献出来るのか)、
大学で何を学び、どの様な技術や知識を身に着けたいのかを良く考えて下さい。

資格取得等、将来の収入安定に結び付く物はありますか?

◆4年間で借りる総額を考える

仕送り等、親から援助して貰える場合は、全ての総額を考え、
最低、毎月いくらあれば足りるのかを想定して下さい。

◆借入額は最小限に

もしもの為にと、余分に借りる事は絶対に避けて下さい。
後の自分を苦しめる原因の一つになってしまいます。

交友費など、学業に関係ない物は考えないで下さい。
出来れば生活費を節約する工夫をし、借入金額は最小限にしましょう。

●入学前に出来る事

借金をして(若しくはお金を頂いて)、大学生活を送る事になりますので、
将来の事をシッカリ意識し、返済に困る事のない様、人生設計を立てましょう。
・大学入試が終わったら、将来の返済の事を考え、バイトをし貯金をする
・お祝い等を頂いた時は使わずに貯金する
・大学に知人がいる場合、教科書の使いまわしが出来る物は譲ってもらえるか相談する

楽しいキャンパスライフを送ったが為に、卒業後に苦しむ事になっては本末転倒です。
以上の事を踏まえ、奨学金の申し込みをする際は、最善の注意を払って下さい。

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