【借金問題ls】No84_借金(問題点・改善策、共通事項②-1).txt

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借金体験談② 問題点と改善策 <共通事項1>
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今回のTさん夫婦のケース。

一見、「こんなに酷いケースはないのでは?」と思われるかもしれませんが、
借金をしている人の多くが当てはまる、身近な事柄です。
先程まで、自営業主に的を置いてお伝えさせて頂きましたが、
ここからいよいよ、誰でもが陥り易い間違った行動、問題点を説明致します。

●消費者金融は銀行口座ではない!

『まだ、カードの枠があるから大丈夫』と、思った事はありませんか?
借金が増えてしまう方の大半が【借入可能額=自分の預貯金】と勘違いをしています。

消費者金融は「貸金業」であって、自身が保有している銀行口座ではありません。
◆お金は増えてない

簡単に現金が手に入るので、「お金が増えた」と勘違いしてしまいがちですが、
「返さなければならない」と言う事を忘れてはいけません。

特に、今回のTさんの様な自営業者の場合、資産と負債の両方が増えているのですが、
見た目では現金が増えている為、資産が増えた認識はあっても、負債が増えた認識は弱いです。

アルバイトやお勤めの方も、家計簿の「収入」欄に記載をし、増えたと錯覚をしてしまいがち。

確かに、手元にお金が増えていますが【返済】が必要な事を忘れてはいけません。
◆カードの枠を考えてはいけない

明細に「お支払残高」と併せて「お借入可能残高」の記載を見た事ある方も少なくないでしょう。
借入が可能だからと、安易に借りてはいけません。

例えば、50万円の借入枠があったとして、今月、急な出費で20万円が足りずに調達。
この時『まだ30万円も借りれるから大丈夫』と思った方は要注意!

確かに30万円、借りれるかもしれませんが、全て返済が必要です。
【借りれる額】の事を考えるのではなく、【返済額】の事を考え、返済プランを立てるべきです。

●お金の流れを考える

今回、Tさんは全くと言って良い程、お金の事に無関心でした。

ご自身の毎月の収入と支出をシッカリ把握していますか?
毎月の大体の食費や水道光熱費、直ぐに言う事が出来ますか?
例えば、毎月の収入が25万円なのに対し、月々30万円の支出があっては大問題!
5万円を節約する方法を考える、若しくは5万円分の収入を増やす事を考えなければなりません。

『カードの枠があったなぁ~。』と、安易に考えるのは借金地獄への扉を開いたも同然。

仮に50万円借りれるカードがあったとしても、5万円を借りるのは最初だけ。
翌月は返済に1万円必要だとしたら、毎月足りない5万円に返済の1万円も加わり6万円が必要ですよね。

と言う事は、いくら返済しても利息もあるので、8ヶ月目にはカードの利用が出来なくなります。
そんな事になる前に、シッカリお金の流れを把握し、未然に防ぐ事が大切です。

 

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