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タイトル

借金体験談② 負債を背負うまで
本文

借金に悩んでいるのは、あなただけではありません。

今回は実際に借金に困っていた方の体験談や、その時に取った行動、
そして、第三者だからこそわかる、改善策を紹介致します。

記事を読んで下さっている方がの手助けが少しでも出来ると嬉しいです。

【ケース2】

神奈川県出身 Tさん

・50代男性
・個人事業主
・夫婦と子ども一人
・頼れる親族なし

●開業資金0からのスタート

独立するにあたり、預貯金を一切持っていなかったTさん。
当時は土地を持っていると比較的簡単に融資を受けれた時代。

自宅を担保に開業資金を借入た為、開業と同時に資産がマイナスに。

●事業資金と自家資金を混在

無事に開業をし、毎日、忙しく仕事をしていたTさんですが、
昔から数字に弱く、帳簿付け(経理)は全て配偶者にお願いしていたとの事。

しかし、配偶者は学生時代に「簿記」を少し学んだ程度だった為、
正しい経理が出来ず、事業資金と自家資金を混在させて運用をしてしまったそうです。

●仕入日と支払日、入金日が異なる

個人事業でも、信頼関係がある場合や、特定の業者に関しては、
買掛金(いわゆるツケ)での取引が可能です。

例えば、6月10日に材料を30万円分仕入れたとしましょう。
この資金の支払は、一般的に翌月末や翌々月の10日頃となる事が多いそうです。

そして、この仕入た材料が売上に変わり入金されるのは、2~3ヶ月後。
基本的に入金よりも仕入の支払が先に来る形だった為、資本金0でスタートしたTさんにとって、
最初の仕入れ代は借入(開業資金)で払うしかなかったそうです。

●借入可能額=貯金と勘違い

多額の借金をする方に多く見受けられる誤った考え方ですが、このTさんの配偶者も同様。
『まだ○○円借入が出来るから、使って大丈夫』と、資金を沢山持っている錯覚に陥ったそうです。

その為、お金が足りない時は、何も気にせず、どんどん借入をしていたとの事。

●借入に対する甘い考え

仕入の支払日と入金日が異なる為、支払日が近づき資金が足りないと、
『来月○○から、まとまって入金があるから』と、安易に支払に足りない分を調達。

更には、自家資金と混在している帳簿付けの為、日常生活で足りない時も気にせず借入。
所が、入金があったからと、借入た分をまとめて返済する事はなく、リボ返済のまま。

●経理に無関心

経理のプロである税理士に頼んでいるわけではないのに、経理に無関心なTさんは配偶者を信用し、
事業や自身の銀行口座を確認した事は、最悪の事態になるまで、一切、無かったとの事。

毎食、美味しい食事が用意され、夕食の晩酌やおつまみも充実。
時間に余裕がある時は敷居の高いお店で外食をする事も多々あったそうですが、
家庭でお金の話しが出た事は殆どなく、Tさんは、お金に困っているとは全く気付かなかったそうです。

Tさん本人が、多額の借金を抱えていると気付いた時には、既に膨大な金額に。

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