【借金問題ls】No99_借金(体験談④-3).txt
タイトル
借金体験談④ 借金との生活
本文
高校を卒業する時点で既に50万円の借金を抱えていたAさん。
勿論、大学進学の夢は諦め、就職を考えましたが、ここでも母親の魔の手が。
Aさんの借金は、増え続ける一方だったそうです。
●就職が出来ない
大学進学を諦め、就職を考えていたAさん。
所が、就職を認めてくれなかった(親権者同意をしてくれなかった)そうです。
その為、今までのアルバイトを時間を増やして継続する形に。
あろう事か、こんな状況のAさんに、母親は生活費を要求して来たとの事。
稼いでも稼いでも、自分の為に使える日が訪れないだけでなく、
何かのタイミングで本人名義の既に借入をされたカードを渡されたとか。
●返済に追われる日々
5枚のカードを渡されたAさん。
やがて、保険証が一人一枚に変わり、保険証を自分で持つ事になりました。
これ以上、カードを増やされる心配はないと安心したAさんでしたが、
借金の返済額が多く、稼いだ金額は全て返済にあてる日々が続いてました。
そして、いつしか、空いた枠を利用し、自身で借入。
1日1~2食、おにぎり1個だけでも購入出来る様、借りて返すの繰り返しになったそうです。
●成人を迎え反撃
苦労しながらも、恋人に恵まれ、何とか生きて二十歳を迎える事が出来たAさん。
成人を理由に『扶養から外れたい』と猛反撃をしたそうです。
その時、母親は『3月まで待って欲しい。4月から好きにして良い』との回答。
アルバイトも就職も、親権者の同意が不要になるので、4月から時給の高い派遣の仕事に就いたそうです。
●一人暮らしを開始
成人し、上限無く稼げるようになったAさん。
母親の反対を押し切り、引っ越しの手続きをし、銀行から自身で30万円を借り、
Aさんの父に引っ越しを手伝ってもらい、県外で一人暮らしを始めたそうです。
しかし、この時も何故か『住民票は移動しないで欲しい』と言いくるめられ、
住民票の必要性を感じていなかったAさんは、親から解放されるならと、条件を受け入れたそうです。