金銭貸借は貸主と借主との約束

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金銭貸借は貸主と借主との約束によって成り立ちます
したがって、トラブルの多くは貸主または、借主が約束を守らないために起こります
契約というのはかなり重要な意味を持っているので契約さえ守っておけば、やっかいなトラブルを
避けることができます ですから、貸主も借主も法律というのものをしっかり身につけ、それによって、
まちがいを起こさないように完璧な契約をしておくことが一番大切になってきます
また、しっかりした契約を結んでも約束通りにならない場合もあります
ですから、トラブルをまねかないための知識を紹介していきます

『保証人を頼まれた場合』について説明します

【保証人とはなにか】
保証人とは、保証者が債務を履行せず、お金を払わなかったときに、代わりに債務を
履行してもらおうとするもので、人間の担保のようなもので、保証債務と
いいます 担保とは、人にお金を貸すとき、債務者に返せる力があるか疑わしい場合や高額の場合に債務者の財産
を担保物とします

保証債務には次のような特徴があります

・独立性
いったん債務が起こった場合は、独立して保証人自身の責務となります
・内容同一性
本人自身しかできないようなことの保証あをした場合、それによって生じた損害を賠償をする
責任があります
たとえば、コンサートの出演を保証した場合は、自分がいって歌うのではないですから、それに
よって生じた損害をお金により賠償することになります
・附従性
主たる債務が消滅すれば、従である保証債務も消滅します
主たる債務の何分の1かが支払われれば、従の保証債務は残りの分だけです
・補充性
保証人はつねに債務者に対して、従の立場になります

【共同保証】
共同保証とは、債務全体に対して一人一人が全責任を持つわけではなく、共同保証の人数で
等分しただけの責任を持つというものです

では、保証人になったとき、知らされている内容と違う内容が契約内容であった場合は
どうするのでしょうか
・それは、契約上の責任は自分自身が承認したり、権限をあたえたもの以外は責任を
負うことはありません つまり払う責任はありません
知らないうちに保証人にされても、無権代理行為となり、効力は及びません
しかし、『表身代理』とされる場合は、責任が生じますので、承認していないことを相手に
伝えてください

では、保証書の書き方についても搭載しておきます

保証書
私共は 殿が貴殿により借り受ける下記債権極度額(元金、利息ならびに損害金の
総計学である)内の金員について下記期間に限り同人が反復継続した借受債務金につき
連帯保証人としてその返済履行を保証します

一、極度額 金何万円也(利息○○)
二、期間 本日より平成何年何月末日までの間

平成何年何月何日

連帯保証人住所
○○○氏 ○○○名 (印)
連帯保証人住所
○○○氏 ○○○名 (印)

○○金融殿

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