【借金問題ls】No97_借金(体験談④-1).txt
タイトル
借金体験談④ 負債を背負うまで①
本文
【借金=成人】と思われている方が殆どだと思います。
調べて気付きましたが、未成年の借金も意外と多いみたいです。
今回は、未成年かつ、高校在学中に背負った体験談を紹介致します。
【ケース4】
横浜出身 Aさん
・18歳、高校生
・両親ご健在
・親と不仲
・頼れる親族なし
●親の子育て放棄?!
皆さんは、幼児虐待が増加傾向にある事をご存知でしょうか?
「何度も子どもを守り過ぎ」と仰る方もいらっしゃるかもしれませんが、
虐待の内容は軽い物からシビアな物まで、沢山あります。
例えば、子どもを不潔にする「毎日お風呂に入れない」事も今は虐待に当たるそうです。
学校に行かせない事も虐待に当たり、場合によっては自動相談所に連絡されてしまうとか。
しかし、虐待で亡くなってしまう子どもも多く居ます。
お風呂に入れない→食事をさせない=学校に行かせられない=なくなってしまう。
今は、これを未然に防ごうとしているのかもしれませんね。
◆虐待の認知が低かった時代
このAさん、今ではもう30代。実は、筆者のママ友です。
お互い、慣れない土地に越し子どもを通じて知り合いました。
話しを聞くと、虐待が始まったのは5歳頃。最初は実母による暴力だったそうです。
親御さんが幼稚園のママ友に嫌われていたそうで、お友達に「遊ぼう」と言っても、
お友達のお母さんから、決まって『ママが早く帰る様に言ってたよ』と断られたとか。
そして、自宅に帰ると『何故、お友達と遊ばないんだぁ~!』と、殴る蹴るの暴力。
泣きながら、近所の人に助けを求めた事もあったそうですが、昔は虐待と認識してくれなかったとか。
◆中学卒業を機に、虐待が変化
最初は暴力から始まった虐待。体も大きくなり、中学を卒業した後は、虐待の内容が変わったとか。
母親の親戚が飲食店を経営。そこでバイトをする様に勝手に話しを進めてしまったそうです。
そして、卒業式が終わった翌日、実母に連れられ、親戚の飲食店に挨拶に行ったそうです。
Aさんは、母親とまともに話した記憶がないそうで、当時の事を振り返って、
『あの人がいる家にいる時間を1分でも少なくしたかったし、入学前にバイト出来る場所がなかったから。』と、
そこでアルバイトをせざるを得なかった状況を説明して下さりました。
肉体的虐待から経済的虐待へ、内容が変わった出来事だったそうです。